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Similarities and Differences 国際財務報告基準、米国基準および日本基準の比較 2009(英語版・日本語版)

欧州連合(EU)が、域内上場企業に対し、連結財務諸表の作成において国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards“ IFRS”)を適用するよう要請したことをきっかけに、世界的にIFRSを採用する動きが広がっています。
グローバルな単一の会計基準の登場により、国際市場で資本取引を行う企業の財務報告の透明性および比較可能性の向上が期待されています。

こうした中、世界最大の資本市場を保持してきた米国も例外ではなく、2002年9月の「ノーウォーク合意」、2006年2月のロードマップの公表と覚書(Memorandum of Understanding)の合意を経て、米国基準(Accounting Principles Generally Accepted in the United States of America“ US GAAP”)とIFRSのコンバージェンス作業が進められてきました。また、日本においても、2007年8月に企業会計基準委員会(ASBJ)とIASBによる「東京合意」以降、これに基づき日本基準(Accounting Principles Generally Accepted in Japan“ JP GAAP”)とIFRSのコンバージェンスが進められてきました。この結果、現在、IFRSとUS GAAP、IFRSとJP GAAPの差異が徐々に解消されつつありますが、依然いくつかの分野で差異が残っています。

一方、国際的な会計基準のコンバージェンスの動きと並行して、米国では、上場している外国企業に対してIFRS財務諸表の全面受入れを表明するとともに、2008年11月に、上場している米国企業に対してもIFRSの適用を認める「ロードマップ案」を公表しました。日本においても、会計基準の世界的な転換の動向の高まりを受けて、2009年6月に、金融庁がIFRSの採用に向けての「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」を公表し、現在、2010年3月期からのIFRSの任意適用に向けて関連法令等の整備が進められています。

こうした環境下において、本書では、IFRS、US GAAPおよびJP GAAPの3基準の現状における主要な差異を取り上げ、その内容を説明しています。すべての差異を網羅していませんが、我々が特に重要と思われる差異について説明しています。
3つの会計基準に関する主要な差異の理解のために、また、今後世界の単一会計基準となってゆくであろうIFRSの導入のための足がかりとするために、本書が皆様のお役に立てれば幸いです。

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