現在のところ、保険会社は法定の財務諸表において、保険契約の価値の測定にあたり、多くの異なった、かつ大部分において整合していない、各国の計算手法が用いられています。この多様性が、保険会社間における比較を困難にするとともに、保険事業における真の経済的価値の反映を阻害する可能性があます。また、これにより資本の獲得に際して、保険会社が著しく不利な状況に置かれる可能性があります。
国際会計基準審議会(IASB)は、米国の財務会計基準審議会(FASB)とともに、保険契約のための調和化された国際財務報告基準(IFRS)の策定を推進しており、発効は2011年を予定しています。しかし、多くの基礎的な論点について、未だ議論されている状況にあり、さらにこれらの論点についてIASBとFASBとの間で見解が異なっています。これらは、保険契約の測定に関する基本的な考え方(測定アプローチ)などの重要な分野の決定にも影響する可能性があります。審議会スタッフによる提案は、予定された公開草案の公表に至るまでの間、議論と修正が重ねられています。
以下にIASBにおいて保険契約フェーズIIに関して検討されている、主要な論点についての要約をお知らせします。
英語版については、PwC USのウェブサイトからアクセスできます。![]()
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