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FASBおよびIASBがコンバージェンス戦略を変更 ※In Brief(PwC US)

2010年06月03日

最新の動向

6月2日、米国財務会計基準審議会(以下、FASB)および国際会計基準審議会(以下、IASB)は、今年第2四半期に公表が予定されている多くの公開草案に対して高品質の意見を提供できるのかどうかという関係者の懸念に対応して、両審議会のコンバージェンス作業に関する共同声明を公表しました。
両審議会は、このような懸念に対処するため、以下の戦略改訂を策定中です。

  • 米国会計基準(US GAAP)および国際財務報告基準(以下、IFRS)間に重要な改善およびコンバージェンスをもたらす課題およびプロジェクトに、さらに重点的に取り組むことができるよう、覚書(以下、MoU)の主要プロジェクトを優先する。
  • デュープロセスに効果的に関係者が参加することは基準の品質にとってきわめて重要であり、それを可能にするため、公開草案の公表および関連するアウトリーチ活動(公開円卓会議など)を調整する。 両審議会は、1四半期に公表する重要または複雑な公開草案の数を4つに制限する。
  • 発効日および経過措置について、関係者の意見を求める協議文書を、別途、発行する。
改訂された戦略では、コンバージェンスの解決策が緊急に必要とされるプロジェクトの多くについて、2011年6月の目標完了日を維持しています。 いくつかのプロジェクトの目標期限は、2011年下半期まで延長されています。 公開草案で受領したコメントの内容に応じて、高品質でコンバージェンスされた基準を達成するために要する再審議の範囲およびスケジュールが決まります。
米証券取引委員会(以下、SEC)のシャピロ委員長は、これに対して、FASBおよびIASBによって公表された遅延は、SECの作業計画に否定的な影響は与えないことを確認する声明を発表しました。 SECの作業計画(2月公表)では、IFRSを米国の財務システムに組み込むかどうか、またどのように組み込むかを2011年中に検討することにしています。

次のステップは?

両審議会は近いうちに進捗報告を公表し、コンバージェンス目標を達成するための作業計画の改訂を盛り込む予定です。 PwCは、作業計画の改訂が公表されましたら最新情報をお知らせします。

※In Brief(PwC US):Straight away(PwC Global)はPwC UK Globalが発行する「Straight away」の日本語訳です。IASBおよびIFRICが公表する最新の草案、基準および解釈指針の要約に加え、PwC Globalの見解が記載されています。

In Brief(PwC US)はPwC USが発行する「In Brief」の日本語訳です。FASBおよびIASBが公表する公開草案、最終化した会計基準に加え、PwC USの見解が記載されています。

In Brief(PwC US)と記載されているもの以外は、Straight away(PwC Global)となります。

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